わずか1本でも目立ってしまう白髪。
白髪が生えていると、「疲れて見える」「やつれた感じ」などネガティブな印象を抱かれてしまいます。
「おでこ」や「こめかみ」など、顔の輪郭沿いの白髪は見つけやすいですが、後頭部に生えた白髪の探しにくさは想定を超えるものでしょう。
後頭部の白髪は「家族に指摘されてはじめて気がついた」という人も多いかもしれませんね。
自分で見つけるのが難しい後頭部の白髪ですが、あなたが気づいていない「後頭部の白髪」は、どこで誰に見られているかわかりません。
そこで、素早く後頭部の白髪を見つけて対処するために「後頭部の白髪を見つける方法」をご紹介します。
「後頭部の白髪を見つける方法」には次のようなものがありますので、ぜひ参考になさってください。
後頭部の白髪を見つける方法
後頭部の白髪を見つける方法です!
- 他人に見てもらう
- 白髪抜き専門店を利用する
- 三面鏡を利用する
- スマホのカメラで撮影する
他人に見てもらう
後頭部の白髪の探し方として、とても簡単で確実な方法は他人に見てもらうことです。
ただ、後頭部の白髪を他人に見てもらうには、プライベートな空間で、頻繁にお願いできる、などの条件が必要になってきますよね。
そのため、この方法は家族と同居していない時や、よく遊びに来る親しい友人がいない場合は難しいかもしれません。
家族に見てもらうのも方法の一つです!
白髪抜き専門店を利用する
後頭部の白髪を見つける方法には、プロのサービスを利用するという手段もあります。
白髪抜き専門のヘアサロンや、白髪抜きや白髪カットのサービスのある美容室もありますので、後頭部の白髪が気になる人はまずは相談してみましょう。
地方には店舗がないので厳しいかも!
三面鏡を使用する
ふだん見ることのない後頭部の白髪の探し方として、三面鏡を使用する方法もあります。
三面鏡を使用すると、後頭部の白髪を見つけた時にすぐにカットできる、というメリットもありますので、同じ鏡を使用する方法の「合わせ鏡」よりもおすすめです。
三面鏡といってもさまざまな種類がありますが、後頭部の白髪は拡大鏡付きの三面鏡を使用すると探しやすいでしょう。
さらに、「LED照明」や「スタンド付き」で「角度を細かく調整できる」などの便利な機能の付いた三面鏡も市販されています。
これらのハイスペックの三面鏡を使用すると、ピンポイントで後頭部の白髪を見つけられそうですね。
スマホのカメラで撮影する
いつでも手元にあるスマホも、後頭部の白髪を見つけるのに役立ちます。
スマホのカメラで後頭部を撮影して、白髪を探してみましょう。
この方法は、スマホのインカメラでタイマーをセットして後頭部を撮影するだけです。
この時に、白髪を見つけやすいようにヘアピンやクリップなどで毛束を細かく分けておくと、見えにくい後頭部の内側の白髪も探しやすくなります。
白髪を自分で見つけた時の対処法
ここまで、後頭部の白髪を見つける方法をいくつかご紹介してきました。
では、自分で後頭部の白髪を見つけた時は、どのように対処すればよいのでしょうか。
白髪を自分で見つけたら、次のような方法で対処しましょう。
根元から切る
後頭部の白髪に早めに気づいた場合は、まだ白髪の本数も少ないはず。
白髪が2~3本から数本程度なら、ハサミで根元から切ることをおすすめします。
ただし、この時に使用するハサミの選び方には注意が必要です。
ヘアカット用のハサミを使うと他の髪も誤って切ってしまう恐れがありますので、後頭部の白髪を根元から切る時には眉カット用の小さなハサミを使いましょう。
白髪隠しを使う
根元から切ることでは対処できなくなるくらい後頭部の白髪が増えてきたら、白髪隠しを使ってみましょう。
白髪隠しを使うと、後頭部の白髪が気になった時にすぐに簡単に白髪をカバーできます。
シャンプーで落とせる白髪隠しは、パウダー・マスカラ・スティック・スプレーなど種類もさまざま。
自分で使いやすいタイプを選べるのがいいですね。
白髪染めする
後頭部の白髪をこまめに切ったり、白髪隠しを使ったりするのは面倒…。
でも、しっかりと確実に後頭部の白髪をカバーしたい…。
そんな人には白髪染めをすることをおすすめします。
後頭部の白髪の本数がまだ目立たない程度なら、自分で簡単に染めることもできます。
白髪染めには、「白髪染め」「ヘアマニキュア」「ヘナカラー」「白髪染めトリートメント」などさまざまな種類がありますが、敏感肌やアレルギーのある人は自分に合うものを慎重に選びましょう。
ですが、後頭部は自分では白髪が見えづらく、部分的に染めるのが難しいエリアもありますよね。
このような場合や、白髪が増えてきた、と感じられたら美容室で白髪染めをしてもらうのがよいでしょう。
- 白髪染めなら簡単
- 白髪染めは自分に合ったものを選ぶ
白髪を抜くのはNG
後頭部に見つけた白髪が「2~3本くらいなら抜く」という人は多いかもしれません。
しかし、後頭部の白髪を見つけた時に「抜く」のはNGです。
「白髪を抜く」という行為は、「薄毛になる」「ハゲる」などの危険を招く可能性があるのです。
白髪を抜くことを繰り返していると、毛穴が炎症を起こしひどいダメージを受けてしまうことがあります。
その結果、そのエリアから毛髪が生えてこなくなる可能性もありますので、たとえ1本でも「白髪を抜く」ことはやめましょう。
白髪が増える原因
ここまで、「後頭部の白髪を見つける方法」や「白髪を見つけた時の対処法」についてお伝えしてきました。
そこで気になるのは「白髪が増える原因」ではないでしょうか。
白髪が増える原因はさまざまですが、ここからはその代表的なものをご紹介していきます。
加齢
「加齢とともに白髪が増えるのは、当たり前で自然なこと」と思っている人は多いかもしれませんね。
加齢で白髪になるメカニズムに「メラニン色素」の生成量がかかわっていることをご存知でしょうか。
驚くことに、まだ頭皮から生えていない毛髪の赤ちゃんは、実は白髪なのです。
生まれたばかりの白い毛髪は、頭皮の中での成長過程で「メラニン色素」がついて黒い髪になります。
ですが、このメラニン色素は加齢によって生成量が減ってしまいます。
その結果、頭皮の内側で毛髪を黒くする力が徐々に弱くなり、白髪の状態で生えてくる毛髪が増えるのです。
頭皮の血行不良
「加齢という年齢ではないのに白髪が増えてきた」という人もいるかもしれませんね。
そのような場合は、「頭皮の血行不良」が白髪の増える原因になっていることも考えられます。
加齢によって生成量が減少するメラニン色素は、「頭皮の血行不良」でも同様に少なくなります。
では、なぜそうなるのか?簡単にご説明しましょう。
メラニン色素の生成に酵素は不可欠ですが、その酵素の働きに必要なカルシウムなどの栄養素は血流によって頭皮に運ばれます。
しかし、血行不良の状態ではスムーズに頭皮まで栄養素が届かないため、酵素の働きが悪くなり、メラニン色素の生成が減少してしまうのです。
「頭皮の血行不良」を起こす原因は「ストレス」「過労」「喫煙」「運動不足」「かたよった食生活」などさまざま。
これらの原因が、頭皮の血管を収縮させて血のめぐりを悪くし、その結果「白髪が増える原因」になるんですね。
遺伝
両親のどちらか、または2人とも、若い時から白髪が目立っていた。
このような場合は遺伝的な影響として、子どもに「白髪が増える原因」になる可能性が高いでしょう。
ただし、遺伝するのは「白髪が生えやすくなる」遺伝子であり、子どもが親と同じ年齢で必ず白髪になる、というわけではありません。
「白髪は遺伝だから」と諦めないで、前述の「頭皮の血行不良の原因」などを避けて生活し、白髪を増やさないようにしましょう。
まとめ
今回は、「後頭部の白髪を見つける方法」や「白髪を自分で見つけた時の対処法」のほか
「白髪が増える原因」についてご紹介しました。
探しにくい後頭部の白髪を見つけた時はつい抜いてしまいたくなりますが、「切る」「染める」などの方法で対処しましょう。
ネガティブなイメージの白髪は嫌なものですが、白髪が増える原因には不摂生な生活やストレスなどが大きく関係しています。
とくに見つけにくい後頭部の白髪が増えることがないように、原因の解決や生活の改善につとめ日ごろからチェックを忘れずに行いましょう。