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白髪が多い人と少ない人の違い 20代・30代から白髪が増える原因や対策方法を紹介

せっかく染めても2週間ほどで目立ち出す白髪。

白髪の増加をなんとかしたいと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

白髪が生える時期や多さには個人差がありますが、生活習慣を見直すことで対策できることも。

本記事では、白髪が多くなる原因や対策方法を詳しく解説しました。

目次

白髪が多い人と少ない人がいるのはどうして?

白髪が20代で生えてくる人もいれば、50代になっても白髪が生えない人もいますよね。

これらの違いには、遺伝と生活習慣が影響しているのです。

遺伝とは、色素細胞の数・細胞を作るスピードなどの個人差、生活習慣とはストレス・食生活の乱れなど細胞にダメージを与える行動を指します。

そもそもどうして白髪になるの?

白髪の発生には、色素細胞が大きく影響しています。

通常、色素細胞で作られたメラニンが、髪に受け渡されてはじめて色付きます。

しかし加齢や生活習慣が影響し、細胞が受けたダメージの修復が遅れたり、色素細胞の数自体が減ったりすることで、十分なメラニンが作れなくなることも。

メラニン生成量が減ると髪に色を付けられなくなるため白髪状態のまま生えてきます。

おもな白髪の原因4つ

白髪の発生には主に4つの原因があります。意識することで対策できる内容もあるため、順番に確認していきましょう。

①遺伝

医学的に証明されているわけではないものの、白髪の発生には遺伝要素が影響しているとされています。

色素細胞の数が人より少ない・細胞が受けたダメージを修復するのに時間がかかるといった遺伝による個人差が、白髪の原因になっていることも。

特に若白髪は遺伝の可能性が高いでしょう。

②加齢

加齢により体の細胞が衰えると、細胞修復に時間がかかり色素細胞が十分に機能しなくなります。

また、チロシンをメラニンに変えるために必要不可欠な酵素・チロシナーゼが減少する原因にも。

細胞の修復力が衰えている分、余計なダメージを与えないなど生活習慣を見直すことが大切です。

③ストレス

体がストレスを感じると活性酸素が過剰に発生します。

本来、活性酸素はウイルスや細菌から体を守るための免疫機能を担う生命維持に必要なもの。

しかし、数が増えすぎると正常な色素細胞も攻撃してしまうため、ダメージにより機能を弱めてしまいます。

④不規則な生活

睡眠不足・偏った食生活・運動不足といった不規則な生活は、体のコンディションを崩すため白髪の発生に繋がります。

どれかひとつだけを完璧にするのではなく、バランスがとれた規則正しい生活を心がけましょう。

睡眠不足

睡眠中の体内では、代謝を促す成長ホルモンが分泌されます。

代謝が活発になると古くなった細胞に代わる新しい細胞がどんどん生成されるので、細胞本来のはたらきを発揮することが可能になります。

しかし、睡眠時間が不足すると成長ホルモンが減り代謝が悪くなるため、新しい細胞が作れません。

機能が弱った古い細胞ばかりだと、メラニンの生成効率が落ち白髪の発生に繋がります。

栄養のかたより

細胞のエネルギー源や、メラニンの原料・チロシンは食べ物によって摂取可能です。

どれだけ規則正しい生活を送っていたとしても、チロシンが不足していればメラニンの生成はできません。

どれかひとつに偏るのではなく、バランス良く摂り入れるように意識しましょう。

運動不足

頭は心臓より高い位置にあるため血流が滞りがち。

何も対策をしないと、色素細胞に必要な栄養を十分に届けられなくなります。

適度な運動をすると、血行が促進され色素細胞の機能を高めることが可能です。また質の良い睡眠が取れると代謝効率も高まるでしょう。

白髪は黒髪に戻るの?

すべての白髪がそうではありませんが、白髪を黒髪に戻すことは可能です。

ストレス・不規則な生活が原因の白髪は、生活習慣を改善すると元に戻る場合があります。

また、白髪が気になるとつい抜いてしまいたくなりますが、毛根にダメージが加わるため避けましょう。

どうしても気になるときはハサミで切ることをおすすめします。

白髪を防ぐ対策4つ

白髪が生える前から、事前に白髪を防ぐ対策をとることが大切です。4つの方法を紹介します。

ストレスを溜めない

ストレスを抱えると色素細胞にダメージを与える活性酸素が過剰分泌され、メラニンを作れなくなります。

また、血行不良・睡眠不足も起こりやすく代謝が落ちる原因に。適度な運動をするなど、ストレスを溜めないよう心がけましょう。

十分な睡眠をとる

成人に必要な睡眠時間は最低でも6時間とされています。

6時間未満の睡眠は細胞機能を低下させ生命維持にも大きなダメージを与えるのです睡眠時間を確保することはもちろん、ぐっすり深い眠りにつけるよう睡眠の質を高めてみましょう。

バランスのとれた食事をとる

髪に良いとされる栄養素はいくつかありますが、どれかひとつだけ摂取すれば良い訳ではありません。

質の良い髪を作るために、バランスのとれた食事を摂るよう心がけましょう。特に意識して摂りたい栄養素は以下になります。

  • 髪の主成分・ケラチンを作るたんぱく質・アミノ酸
  • 代謝を促し新しい細胞を生成するようサポートするビタミンB1・B2
  • 細胞の活性化・抗酸化作用に優れたミネラル

逆に、白髪の発生に繋がる食生活は避けましょう。

穀類・菓子類・香辛料に多く含まれる糖分や唐辛子などの刺激物を過剰摂取すると、色素細胞の機能を妨げるリスクが高まります。

健康な毛髪を育てるためにおすすめの食材

髪に良いとされる栄養素が、どの食材に含まれているかまとめました。

肉類・青魚・チーズ

ハリコシのある強い髪を作るために必要なたんぱく質、代謝をサポートするビタミンB1・B2が豊富に含まれています。ビタミンB1・B2は、体内では作られないため、食べ物から摂取する必要があります。

牡蠣・黒ごま

ミネラルのひとつ・亜鉛を多く含みます。亜鉛は抗酸化作用が高く、細胞にダメージを与える活性酸素のはたらきを抑えられます。

海藻類

ミネラルの一種であるヨードを多く含むひじき・わかめなどの海藻類。体の代謝を促し、新しい細胞が効率良く生成できるよう手助けします。

適度な運動をする

適度な運動は、血液をきれいにする・

血流促進・ストレス解消など、体にも精神にも良い影響を与えます。

運動後はエネルギーが消費されるため、程よい疲労を感じ睡眠の質が高まることも。1日数分のウォーキングから始めてみましょう。

白髪が気になる人におすすめのケアアイテムを紹介

白髪のストレスを軽減するためにも、自宅でできる白髪ケアから始めてみましょう。おすすめのケアアイテムを紹介します。

利尻カラーシャンプー

普段のシャンプーと置き換えて使うだけで、髪と地肌を傷めることなく白髪に色付けられるアイテム。

マイルドな洗浄力のアミノ酸主体なので、敏感肌や乾燥肌の人におすすめ。カラーは全4色展開。

定期便おトク便を使うと、初回のお届けが半額になります。※購入回数に縛りはありません。

2回目以降も毎回10%オフになるメリットがありますし、白髪染めシャンプーは継続も大事なので定期便を試してもいいかもしれません。

まとめ

白髪の発生には、遺伝だけでなくストレス・睡眠・食事など普段の生活習慣が影響している可能性も。

白髪が一度できてしまうと黒髪へ戻すのは困難です。

今より白髪が増えないようできることから始めてみましょう。

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