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鼻毛に白髪が生える原因とは?正しい鼻毛の白髪対策!抜いてはいけない理由

とうとう生えてきたかと思わせる「鼻毛の白髪」。

見えてしまうと、髪の毛の白髪以上に老けて見えてしまう鼻毛の白髪。中には抜いてしまおうという人もいるのではないでしょうか?

しかし、鼻毛を抜くという事は危険なんですよね。感染症や出血といったトラブルになる可能性があります。

だからといって、放置するわけにもいかないので、当記事では誤った処置法の危険性と、正しい鼻毛の白髪の対処法を紹介しています。

目次

鼻毛に白髪が生えてくる原因とは?

  • メラノサイトの異常
  • ストレスなどによる血行不良

ほとんどがこの2パターンらしいです。基本的には加齢かストレスみたいです。※白髪の詳しい原因は本当はよくわかっていないらしい、、、

メラノサイトの異常

私たちの毛根にはメラノサイトという、メラニン色素を生成する部分があります。このメラニン色素で毛が黒くなっているんです。

つまり、メラノサイトが何かしらの異常で働かなくなった場合、メラニン色素が生成されず、髪の毛に色が入っていない状態(白髪)で生えてくるんです。

加齢やストレスなどによる血行不良

ストレスなどによる血行不良でも白髪が増えると言われています。血行不良になることで、メラノサイトの活性が低下し、メラニン色素が十分に生成されず、白髪が増えるらしいです。

鼻毛の白髪を抜いてはいけない理由

  • 鼻の毛穴を痛めて出血の恐れがある
  • 細菌感染症の恐れがある

毛穴を傷めて出血の恐れ

鼻毛の白髪に限らず、鼻毛を抜くということは非常に危険な行為です。

鼻毛を抜いたことで、毛穴が傷んで細菌感染する事例もよくあるそうです。

もっと恐ろしいのがこちら。世界仰天ニュースで紹介された「鼻毛を抜いて命の危機」という内容です。

それは去年の10月に起きた。
音大出身でアメリカ・ニューヨークのカーネギーホールでも演奏経験がある、えつこさん。
そのキャリアから自宅でピアノ教室を開いていた。

そんなある日のこと。ちょっと息苦しくなり、マスクをずらした。
すると生徒から…「鼻毛出てます」とショックな指摘が!

なんと自分としたことが!
いつも身だしなみを気にしていたのだが、コロナ禍でマスクをするようになり、うっかり鼻毛の処理を忘れてしまっていた!

それにしても、はみ出ていると恥ずかしい鼻毛は、なぜ生えてきてしまうのか?
鼻で空気を吸い込むと、鼻の中の空洞の上の部分にある神経で匂いを感じ、そのまま空気は肺に送りこまれる。

そして鼻毛は、体内にきれいな空気を送りこむため、ほこりや病原体などをフィルターのように取り除き、さらに鼻の中の湿度を保ち、粘膜を乾燥から守るという、かなり重要な役割を果たしている!

しかし、いかに役立とうと出てきた鼻毛は笑われる可能性大!
なので…彼女は鼻毛を抜いた!
ピッピッと抜くと、痛みをほとんど感じない。

だが抜いていくうちに激痛が襲い、さらに鼻血も出た!
いつもなら小鼻をつまんでいると止まるのだが、鼻血は全然止まらない!

超不安になり、近くの耳鼻科へ!
そこで医師が告げた治療法に彼女はビックリ!なんと「鼻の中を焼く」のだという。

医師によると鼻血がなかなか止まらない場合は、電気メスで血液が流れ出ている血管の損傷部分を焼き、ふさぐことで血液がこれ以上出てこないように処置をする。

しかし、2度焼いてみたが…キズが深すぎるのか、鼻血は止まらなかった。

それでも鼻血はとまらない

それでもある程度、出血がおさまってきたので帰宅。
安静にすればよくなるだろうと、少し仮眠をとった。

そして1時間後…なんと再び鼻血が出て枕が血の海に!
すぐに、救急外来へ。

この時、えつこさんは鼻血が出続けていたのと、緊張によりショック状態に陥り、血圧は上が60、下は25とかなり低くなっていた!

きっかけとなったあの抜くときに激痛をともなった鼻毛…いったいなんだったのか?
実は思いがけないことが起きていた!

そもそも鼻毛は、鼻の入口の皮膚の部分に生え、粘膜には生えていない。
そして鼻の真ん中の軟骨の皮膚と、粘膜の境目あたりに「キーゼルバッハ部位」と呼ばれる口や鼻などの血管がたくさん集まった場所がある。

おそらく彼女は、鼻毛を抜こうとして、血管がたくさん集まったキーゼルバッハ部位と鼻毛を一緒につまんでしまった。

それを、勢いよく抜いてしまったことで、粘膜が強く引っ張られ、キーゼルバッハ部位をかなり深く傷つけてしまったと考えられた!

緊急外来では鼻にガーゼと圧迫用のスポンジを入れる処置が施された。
この処置は、止血用の薬剤を染み込ませたガーゼを鼻の中の空間に折り曲げるように入れ、ちょっと長めの圧縮されたスポンジを鼻の中に入れていく。

最後に圧縮スポンジに、水分を含ませる。
こうすることで、圧縮スポンジが鼻の中の空間に隙間がなくなるほど大きくなり、出血部位を十分に圧迫し止血することができる。

この治療で鼻毛を抜いたことで起きた悲劇は終わった。

鼻毛は毛抜きで抜かず、出ている部分だけを鼻毛バサミなどで切ったほうが安全です。

引用:世界仰天ニュース

いかがだったでしょうか?鼻毛はハサミや鼻毛カッターを使用して手入れするべきですね。

ディスカウントショップで鼻毛を抜く商品が販売されていますが、十分に注意して使用するようにしましょう。

細菌感染の恐れ

鼻前庭炎は、鼻の入口に近い部分(鼻毛が生えている部分)が炎症を起こした状態のことです。ブドウ球菌などの細菌による感染が原因で、鼻ほじりや鼻のかみすぎ、鼻毛を抜いたりすることで起こります。さらに悪化した場合は「鼻せつ」といって、鼻の入口に近い部分におできが出来て、鼻の先端の皮下組織まで感染が広がることもあります。

引用元:楓みみはなのどクリニック

鼻毛の白髪が硬い理由とは?

ネットの検索結果に「鼻毛の白髪が硬い」というワードがあったので解説しますが、鼻毛の白髪が黒い毛と比較して硬いということはありません。

科学的根拠もありません。

色が付いているか、付いていないかの違いだけです。

ただ、見た目的に目立つから強いというイメージがあって、鼻毛の白髪は硬い!と言われるようになったのかもしれません。

鼻毛の白髪の硬さは、黒い鼻毛の硬さと同一ということです。

鼻毛の白髪の正しい対処法

基本はカットです。抜いてはいけないと散々言ったのでもう言いません。

  • 毛に必要な栄養素を摂取する
  • 外から見えないようにカットする

メラニン色素に関わる栄養素を摂取するのは気休め

鼻毛に白髪がでてきたから、白髪に良い栄養素を積極的に摂取するというのは良いことですが、実際にはあまり効果がありません。

個人差はあると思いますが、少なくとも私は全く効果が表れませんでした。

ちなみに、白髪の鼻毛に良いと言われている栄養を紹介します。

  • タンパク質
  • ビタミンA、C、B
  • 亜鉛、鉄、銅

牛乳、肉や海藻類を食べましょう。偏りのない食事が理想的です。

外から見えないようにカットする

基本的には外から見えないレベルに鼻毛をカットすることが必要です。

鼻毛は、人間の体の内側を守る器官の中で最強のフィルターなんです。

でも鼻毛ぼーぼーというのは、身だしなみ的にNGですよね。

だったら、見えない程度にカットしてしまえば問題ありませんよね。

鼻毛切りハサミか鼻毛カッター(鼻毛専用の器具)を使用しましょう。

家にある文房具のハサミで切るのは不衛生なのでおすすめしません。

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