つい先日白髪を染めたばかりなのに、もう生えてきた。
鏡を見るたびに生え際の白い部分が気になる。
億劫だな、面倒だな、と思っても気になってしまって染めないわけにもいかないのが白髪染めです。
みすぼらしく見えないために、髪を綺麗に見せるために、年齢を若々しく見せるために。
理由は様々ではあると思いますが、年齢とともに気になってくる白髪染めは髪の生えてくるスピードに合わせて染めていくことになります。
白髪の量が増えれば増えるほどパッと見で目立ちますのでより早く染めなくちゃという気持ちになってしまいますよね。
この記事では、白髪染めの効果的な染め方や染める頻度をお伝えし、ストレスなく白髪染めと付き合えるようになるためのお手伝いができればと思っております。
生え際の白髪染め どれくらいの頻度で染めるの?
一般的な髪の毛の伸びるスピードは、1ヶ月に1センチ〜1.5センチと言われています。
そして白髪が生えてくる順番としては、トップの分け目や顔まわりの生え際、こめかみなどから出始めることが多く、襟足や後頭部の内側などは比較的白髪が生え始めるのが遅いです。
顔まわりの生え際や分け目ほど、鏡で見て目立つためより気になりますよね。
白髪が生えてきたと感じ始めた頃は、こめかみや前髪の内側、分け目に数本ずつ見られることが多いです。
この程度であれば、白髪染めを使って染めずともファッションカラーを使って多少明るく染めれば、あまり気にならないことが多いです。
あまり暗くしすぎてしまうと白髪と染めたところの色の差がついてしまい、より目立ちやすくなってしまいます。
あまり多くないうちは暗く染めすぎないのもコツのひとつです。
白髪の量が生え際だけだったり、全体で見て10%程度の場合の方の染める頻度は2ヶ月に1度の方が多い印象です。
パッと見てもあまり目立ちはしないが、髪をめくったりすると内側にポツポツと点在するくらいはこの程度です。
他者から見ればあまり気にならなくても、本人はこの程度あると、今までのファッションカラーでは染めきれなくなるため白髪染めへの移行を検討し出す頃合いです。
白髪の量が30%〜50%程度になると、生え際もだいぶ白い部分が目立ち始めます。
パッと見た時に白髪が生えてるな、と気づかれるくらいがこの程度です。
この程度までなると1ヶ月から1.5ヶ月で染めたくなる方が多くなります。
次に、白髪の量が50%以上となると、もう少し伸びるだけで白髪の存在が気になる頃で4週間に一度は染めたくなります。
だいぶ目立っていて、パッと見ても生えてくる髪のほとんどが白髪であると所見できるのはこの程度です。
このように、白髪の割合によって染める頻度は変わってきます。
もちろん多ければ多いほど目立つので早く染めたくなり、頻度は高くなります。
4週間も経てばほぼ1センチ伸びるので、リタッチをしていく方が多いです。
生え際の白髪染めオススメの染め方
白髪染めでも、そうでなくてもカラーにはフルカラーとリタッチという2種類があります。
名前の通りフルカラーとは全体を染めることで、リタッチとは伸びてきた根本だけを、染まっていた毛先と同一の色で染めることを言います。
ここではリタッチの方法をいくつかご紹介します。
①美容室で染める
やはり定番かつ間違いないのが美容室です。
現状の毛先の色に合わせて余すことなくしっかりと染めてくれます。
美容室に行く手間やお金はかかりますが、その分確実に綺麗に染めてくれます。
自分で染めると失敗しやすい襟足や内側の部分の染め残しもないでしょう。
カラーした後のシャンプーもリラックスできてとてもいいですよね。
疲れが溜まった時にはヘッドスパなどマッサージをしてもらってもいいかもしれません。
白髪の生えてくる原因の一つにストレスが挙げられるのも事実です。
ここはご褒美としてリフレッシュもかねて美容室に行くことはとても良いことではないでしょうか?
②セルフカラー
コロナ禍ということもあり、数年前に比べてセルフカラーにチャレンジする方がとても増えたように思います。
自宅ででき、時間も気にしなくてよいので、普段仕事などで忙しい方や外出しずらい方にはとても好まれているカラーの仕方です。
現在ではコームから薬剤が出てきて、髪をとかすだけで染められる便利なもの、泡タイプで簡単に全体に馴染ませられるものなどたくさんの種類があります。
泡タイプは後頭部の内側や襟足も染めやすいですが、根本だけというよりは全体に染まってしまいますので、リタッチのみにはやや不向きです。
リタッチだけであればコームタイプや、クリームタイプをハケで塗っていくものが良いでしょう。
自分で染める場合、失敗しやすいのが生え際と襟足です。
特に生え際に関しては薬剤でしっかりと包み込むようにたっぷりとクリームを乗せるのがコツです。
ついている薬剤の量が少なかったり、ムラになっていたりすると綺麗に発色してくれません。
しっかりと薬剤を乗せ、規定時間を十分に守ってから流しましょう。
そうすることでより綺麗に仕上がり、色の持ちも良くなります。
③白髪染めシャンプーやトリートメント
こちらはカラーシャンプーやカラートリートメントで白髪に少しずつ色を入れていくタイプです。
カラー剤で染めるほどしっかりと染められるわけではありませんが、家庭でやるセルフカラーに比べて手間もなく汚れにくいです。
さらにシャンプーやトリートメントそのものは毎日する方がほとんどですので、手間としては普段の生活と変わらないため人気です。
トップや内側の白髪ではなく、生え際の白髪だけが特に気になる方はこのやり方でも十分満足感を得られるかと思います。
鏡を見ながら、お風呂場でしっかりと生え際に塗り込んで少し時間をおけば色が入ります。
毎日少しずつ続けられるとより白髪が気にならなくなるのでオススメです。
白髪染めマスカラもお手軽でおすすめ
以上あげた3点をもってしても、そんな時間ない!そんな方もいらっしゃるかもしれません。
もしくは、もっと簡単に一瞬で生え際の白髪を隠せたらいいのに。
と思う方もいらっしゃるでしょう。
そんな方におすすめをご紹介します。
白髪を隠せるマスカラをご存知ですか?
髪を染める時間がなかなか取れない!という時に限って、お出かけがあったり人に会う機会があったりしますよね。
そんな時に役立つのが、マスカラタイプの白髪隠しです。
カラー剤のように染料が入っているわけではないので、厳密には染まりませんが、表面にコーティングするような形で白髪に色がつきます。
シャンプーで落とせるため1日限定での白髪隠しに最適です。
朝、ヘアセットの段階でお出かけ前にささっとつけれるその手軽さが大人気です。
美容室でも多く取り扱っているので、担当の美容師さんにぜひ聞いてみてください。
生え際の白髪染めまとめ
いかがでしたでしょうか?
髪が伸びるのが遅い方や白髪の少ない方でも2ヶ月に1度、特に生え際など目立つ箇所に白髪が多い方は1ヶ月と経たずに染め続けている方も多いかと思います。
白髪の原因であるといわれる血行不良やストレスなどが取り除けて減ってくれればいいのですが、年齢とともに増えるものでもあります。
長い付き合いになるものですので、厄介者扱いでイライラしたくはありませんよね。
今回ご紹介したいくつかの染め方の中でそれぞれのライフスタイルに合った染め方でうまく活かしながら、長く付き合っていってもらえたらいいなと思います。