40代から50代にかけて、肌以外でも気になるところが沢山出てきますよね。特に髪の毛の変化を感じる方が多いのではないでしょうか?
髪の見た目は年齢に直結します。美容師さんの中には髪を見ただけで、その人の年齢がわかるという人もいます。
バサバサやうねりが激しくなった状態で過ごしていると、気持ち的にも老け込んでしまい、老化がどんどん加速してしまいます。
しかし、髪にも肌と同様に、エイジングケアができるってご存知でしたか?
正しい知識を持って実践すると、若々しい黒髪を取り戻すことが可能なんです!この記事では、その秘密を紹介しています!
是非最後までお付き合い下さい。
加齢や更年期で髪がうねる原因
加齢や更年期になってくると、髪のうねり始めます。これは老化現象なので、誰にでも訪れることです。主な要因は以下の3つです。
- 髪の空洞化
- 頭皮の毛穴の変形
- 血行不良による栄養不足や感想
これらの要因をもう少し詳しく解説していきますね。
髪の毛の空洞化
髪の毛の中がスカスカになってしまうことで、パサつきやうねりの原因になってしまいます。老化によるターンオーバー(代謝)の低下やホルモンバランスの変化によって起こります。
更年期になってしまうと、女性ホルモンが一気に現象するため、体調の変化はもちろん髪の毛にも影響してきます。
出産経験のある方は、産後に抜け毛や髪の毛がブチブチ切れたりした事がなかったでしょうか?
あれもホルモンバランスの影響によるものです。
頭皮の毛穴の変形
私は元々若いころからくせ毛がひどく、遺伝的に頭皮の毛穴が変形しているようです。
しかし、頭皮ケアをおこたることで、頭皮の毛穴に汚れが溜まって炎症などを起こして毛穴が変形した状態になる場合もあります。
毛穴が変形することで、髪の毛の断面が円状にならず楕円形で生えてきます。
そうなることで、髪がよじれた状態で成長し、うねりに繋がるんです。
血行不良による栄養不足や乾燥
代謝が落ちてくると、当然ながら血行が悪くなり、髪の毛に必要な水分や栄養が行き渡りません。
頭皮が乾燥してしまい、トラブルにも繋がりがち。
頭皮の血管は、側頭部が最も太く、頭頂部は血管が細い状態でほとんどが毛細血管となっています。つまり、頭頂部が髪の毛の老化現象が躊躇に現れる箇所なんです。
これらを改善するには、頭皮や髪の毛の「エイジングケア」が必要となってきます。
エイジングケアシャンプーの選び方
結論から言うと、アミノ酸シャンプーを選択しましょう。
どんなシャンプーを使っていいかわからないから、市販の芸能人が宣伝してるシャンプーでいいのでは?と考えていたら大間違いです。
ああいうのは、洗浄力が無駄に高く、髪をシリコンで無理やりコーティングして誤魔化しているだけなんです。
アミノ酸系やアミノ酸シャンプーを選択する
アミノ酸系とアミノ酸シャンプーはどのような違いがあるかというと、メインの洗浄成分にアミノ酸系を使っているシャンプーを『アミノ酸シャンプー』と呼びますが、
安価で刺激の強めな洗浄成分をメインにして、少しばかりアミノ酸系の洗浄成分が入っているものは、『アミノ酸系シャンプー』といい、純粋なアミノ酸シャンプーではないのです。
しかし、アミノ酸成分をメインとしているかの違いだけなので、アミノ酸シャンプーとアミノ酸系シャンプーの違いにこだわる必要はありません。
どちらも、洗浄力の高い高級アルコール系のシャンプーよりも、ずっと髪や頭皮に優しい成分が配合されています。
シャンプーのやり方でうねり具合が変わる
更年期や老化に伴い、髪には様々なトラブルが出てきます。この記事で紹介しているヘアケアアイテムの効果を最大限に活かすためにも、正しいシャンプーのやり方を覚えておきましょう。
とは言っても、そこまで難しいものではありません。ポイントは2つ。
- シャンプーで血流を促進させる
- 毛穴の汚れを洗浄して、髪がゆがまないようにする
これらを意識するだけで、髪質がグンと変わりますよ。では、具体的な手順を解説していきますね。
プレシャンプーをしっかりと
プレシャンプーとは、泡で洗う前にシャワーのみで頭皮や髪の汚れを落とすことです。これだけで頭全体の汚れの半分以上は落ちるとか。
プレシャンプーするとしないとでは、その後のシャンプーの泡立ち方が全く違いますよ!
頭皮マッサージしながらシャンプーする
下から上に向かって、頭皮マッサージしながらシャンプーしましょう。
余談ですが、シャンプーの語源はヒンディー語で「頭皮をマッサージして、毛髪を清潔に保つ」ことらしいんです。頭皮マッサージって昔から行われていたんですね!
シャンプーはしっかり洗い流す
シャワーでシャンプーやトリートメントが残らないよう、しっかり洗い流しましょう。シャンプー成分が毛髪や頭皮に残っていると、臭いや頭皮トラブルの原因となってしまいます。
髪と頭皮をしっかり乾かす
よくやりがちなのが、髪の毛だけ乾かして頭皮が濡れた状態のままというもの。これって頭皮に雑菌が繁殖しやすいじょうたいで、カビが生えて頭皮トラブルを引き起こしてしまうんです。
なので、ドライヤーで頭皮までしっかり乾かしましょう。ドライヤーをあまり近づけすぎると、逆に火傷になってしまう可能性もあるため、15~20cmほど離して温風を当てましょう。
うねりに効果的なエイジングケアシャンプーを紹介
加齢や更年期による「うねり」に効果的なシャンプーを4つ紹介していきます。
- KUROHAシャンプー
- 花王セグレタ
- 花王フラット
- アメニモ H2O バランスケアシャンプー
トータルでエイジングケアできるシャンプー
クロハのエイジングケアシャンプーです。エイジングケアに特化した成分がふんだんに配合されています。
髪や頭皮のエイジングケアをトータル的に行いたい人におすすめの商品です。これでオールインワンのうねり対応が可能です。
花王のセグレタとフラット
花王のセグレタプレミアムスパフォームシャンプーは、濃密な炭酸泡が髪に密着して、セラミドとコハク酸が侵透し、髪をやわらかくします。内部ダメージも修復できるため、白髪染めやヘアカラーで傷んだ髪にも非常に効果的ですよ!
花王のエッセンシャルフラットは、静電気や湿気によるうねりにも対応しており、季節を問わないオールシーズン使用できるシャンプーです。
ときほぐし成分が寝ている間に髪に侵透し、ドライヤーやヘアアイロンで傷んだ髪を修復してくれます。年中くせ毛の人におすすめのシャンプーです。
雨の日のうねりに強いシャンプー
加齢や更年期とは直接的に関係ありませんが、元々雨の日や湿気によって髪がうねる人におすすめの「アメニモ」のご紹介。
髪がうねる原因の一つに「髪の保湿量」があります。毛髪の水分量が多すぎると、水分バランスが崩れて髪がうねりだします。
汗をかいたときって、髪が広がったりうねったりしますよね?あれが、毛髪の水分バランスが崩れている状態なんです。
アメニモはH2Oバランスケアといって、外部からの湿気をガードして毛髪の水分バランスを適正に保ってくれます。
くせ毛で雨の日に髪が爆発しがちな人におすすめのアイテムです。
うねり髪を抑えることができるアイテム
うねりを抑えるシャンプーを紹介してきました。シャンプー以外にもうねりを抑えれるアイテムが沢山ありますので、厳選したものを紹介していきますね。
うねりを抑えるドライヤー
パナソニック ナノケアシリーズのドライヤーです。高浸透「ナノイー」搭載の最上位ドライヤーです。
お値段はそこそこしますが、乾燥スピードとヘアケアを両立したドライヤーです。乾かすだけで髪の内側までうるおうとか反則すぎるアイテムです!
頭皮の毛穴のゆがみを改善できるヘアケアアイテム
SHIROから発売されている「ニーム頭皮クレンジングオイル」。頭皮専用のクレンジング剤です。
頭皮マッサージしながら使用し、しっかりと毛穴の汚れやつまりを浮かして取り除いてくれます。
頭皮専用なので、髪は別のシャンプーで洗髪しましょう。
コーセーから発売されている「米肌(まいはだ)」シリーズの髪と頭皮の汚れを落としてくれるクレンジング剤です。頭皮の血行をサポートしてくれる効果があるため、頭皮マッサージと併用することで効果が期待できそうです。
ケラチン不足に対応できるアイテム
ディープレイヤーというヘアケアシリーズのシャンプ―とトリートメントです。加水分解ケラチンが配合されており、ケラチン不足による髪のパサつきやうねりに効果的なアイテムです。
サロンでも多く取り扱われているミルボンから販売されている「ヒートプロテクティブミスト」。弾力のある質感を求めるかたや髪にハリがないと感じる方におすすめのアイテムとなっています。