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白髪染めが指や爪について汚れが落ちない時の対処法

白髪染めで手の指や爪が汚れてしまうと落とすのに苦労しますよね。というかすぐには落ちませんよね。

筆者もセルフ染めを毎月やっているのですが、昔は指や爪を毎回汚していました。

セルフ白髪染め歴20年のDIです。今回は白髪染め汚れの落とし方。これまでのノウハウを紹介していきます。

結論を言いますと、できるだけ早く洗い流す!というのが鉄則で、時間が経った汚れであれば薬液&削って落とすしかありません。

皮膚の汚れであれば、ターンオーバー(皮膚の入れ替わり)により1週間ほどで消えてしまいます。でも汚れた状態で人と接するのはちょっと恥ずかしい。

なので、これまでの経験を踏まえて解説していきますね。

カラー剤は酸化によって色素を定着させていくものがほとんどです。なので、時間が経てば経つほど落ちにくくなっていくので、すぐに対処することが必要です。

目次

白髪染めで汚れた指をキレイにする方法

  • 石鹸で洗う
  • クレンジングオイルで洗う
  • カラーリムーバーを利用する
  • カラー剤でカラー剤を落とす

仮に皮膚にカラー剤が付着した場合には、この4つの方法(私が推すのはクレンジングオイル)。それぞれ詳しく解説していきます。

クレンジングオイルを使用する

クレンジングオイルを使用することで、白髪染め剤を浮かび上がらせて落とすことができます。男性の一人暮らしだとちょっと厳しい方法かもしれませんね。

クレンジングオイルの「乳化」を利用して落とす方法なので、必ず乾燥した状態で使用するようにしましょう。水分が付着していると、クレンジングオイルが水となじんでしまって汚れを浮かすことができなくなります。

乳化とは?
乳化とは本来混じりあわないものが均一に混じりあうことを言います。よく例えられるのが酢と油。この2つは混じりあいにくいのですが、卵を利用することで混じりあうことができます。これがマヨネーズですね。この場合はタマゴが乳化剤という役割を担っています。

カラー剤でカラー剤を落とす

クレンジングオイル同様に「乳化」という作用を利用します。

洗面器にお湯をはって、そこに余った白髪染めを入れてよく混ぜます。その洗面器の中で汚れた手を洗います。

しばらく擦ってるとだんだん色が薄くなってくるはずなので、その後しっかり石鹸で洗います。

私の中では最も汚れが落ちる方法なのでは?と感じています。

石鹸と食器用洗剤で洗う

肌の負担にならない一番手軽な方法です。

カラー剤が指に付着してから間もないのであれば、石鹸で十分に落とすことができます。しかし、時間が経って酸化し発色してしまったカラー剤は落とすことができません。

また、食器用洗剤にはカラー剤を分解する成分が含まれているとか。

何度も擦れば落ちるかもしれませんが、完全に色がついてしまっていたら無理です。できればクレンジングオイルやカラー剤の乳化作用を利用した後の処置とするほうがいいです。

カラーリムーバーを利用する

あまり聞きなれない名前の製品ですが、その名前の通りカラーをリムーブ(色を戻す)薬剤です。カラー染料を毛髪から取り除くもので、皮膚にも使用できます。

ドラッグストアや通販で普通に手に入れることができますが、お値段はまあまあします。

2000円以上は確実かな、、、

1剤と2剤混ぜて使用するものなので、白髪染めで汚れた手をキレイにするために1回数千円はちょっとコスパ悪すぎですね。この方法は私も実践したことがないので、おすすめはできません。

白髪染めで汚れた爪の対処法

  • メラミンスポンジを利用する(男性向け)
  • ノンアセトンの除光液を使用する(女性向け)
  • やすりで削る(爪の荒れを気にしない人向け)

男性向けの方法と女性向けの方法を分けてみました。荒療治を男性向けにしていますが、基本的には男女共に好きな方法を選んでいただいて構いません。

メラミンスポンジを利用する

100均に売ってるメラミンスポンジでこすってみましょう。爪の表面を軽く削る方法ですが、ダメージは最小限に抑えることができます。また、メラミンスポンジのみで汚れを取り除くことができない場合は、歯磨き粉などの研磨剤が入ったものと併用すると落ちやすいです。是非お試しあれ。

除光液を使用する

除光液を使用することで、爪に付着した白髪染めの汚れを取り除くことができます。除光液に含まれるアセトンは有機物を溶かす作用があります。なので、爪の表面も溶かされてしまうのでバサバサに荒れてしまいます。

除光液を使用する箇所は爪だけにしておきましょう。皮脂を分解してしまうので、皮膚に使用するとよくないですよ。

  • 除光液を布に染み込ませる
  • 対象箇所に2分程つける
  • 拭き取って洗う

ジェルネイルを付けている場合は、アセトンフリーの除光液だと対応できるかもしれません。しかし、材質との相性があるためかかりつけのサロンで相談してみましょう。

やすりで削る

爪ががっつり薄くなってしまうのであまりお勧めはできないのですが、紙やすりでゴリゴリ削れば消えます。

ただ、その削った部分が伸びてきて爪が割れたり欠けるなどのトラブルにもなりかねません。

やってはいけない白髪染め汚れの落とし方

漂白剤を手にかける

やってはいけないことなので絶対にやめましょう。手に臭いがついてヌルヌルがなかなか落ちません。少し話がそれてしまいますが、このヌルヌルは皮膚表面のタンパク質が溶かされている状態なんです。

漂白剤が手に付いた場合、石鹸や洗剤ではなかなか落とすことができません。酢水をぶっかけると落ちるので試してみてください。(漂白剤のアルカリと酢の酸で中和できる)

白髪染めで手や爪を汚さない方法

そもそも手袋をしていれば全く汚れないんです。

私は暑いし面倒だからあまり手袋しない派で、毎回のごとく手を汚しているんですが、手袋してればこんなことに悩む必要なんてありません。

付属の手袋を使用するか、100円均にも大量に販売されているのでストックしておきましょう。

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