という悩みを抱える人は多いでしょう。
脂漏性皮膚炎は皮膚に常在するカビの一種であるマラセチアが異常に増殖することで皮脂が過剰に分泌され、炎症を引き起こすことが原因とされています。
初期症状は比較的軽いもののため気付かない人が多いですが、症状が進行すると自然治癒で治すのは難しいため、できるだけ早めに治療することが大事です。
今回は脂漏性皮膚炎の原因や治し方、正しいスキンケア方法などについて詳しく紹介します。
- 脂漏性皮膚炎はマラセチア菌が異常に増殖することで皮脂が過剰に分泌され、炎症を起こしてしまうのが原因
- 脂漏性皮膚炎は乳幼児や成人男性に起きやすい病気だが、女性でも発症する可能性あある
- 初期段階であれば生活習慣の改善や正しい洗髪・洗顔で治せる
- 進行が進むと専門医での診療が必須
- 脂漏性皮膚炎は治療をはじめてもよくなったり悪くなったりを繰り返すことが多い
商品PRを目的とした記事です。HAIR CARE SELECTは、各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がHAIR CARE SELECTに還元されます。
目次
脂漏性皮膚炎とは
脂漏性皮膚炎とは、頭や髪の生え際、眉、鼻、耳周りなどの皮脂の分泌が盛んな部位にできる湿疹です。
- 頭皮
- 眉間・眉弓
- 鼻の脇
- 髪の生え際
- 耳の中・後ろ
- 背中
- 前胸
- 脇の下
かゆみを伴う赤みや黄色味かかったフケなどの症状が出ます。
また、フケの量がひどくなるとかさぶたのようになることもあります。
脂漏性皮膚炎は成人男性だけでなく新生児から乳幼児に見られる乳幼児型脂漏性皮膚炎もあります。
乳幼児型脂漏性皮膚炎はほとんどの場合一過性のもので、正しいスキンケアを行えば生後8~12か月くらいで自然に治ります。
そのため、そこまで気にする必要はないと言えるでしょう。
とはいえ、沐浴などをする時は赤ちゃん用の低刺激のシャンプーやボディソープを使う必要があります。
基本的に、正しいスキンケアを行っていれば自然治癒で治りますので、安心してください。
成人型の脂漏性皮膚炎の場合は一度発症してしまうとよくなったり悪くなったりを繰り返して、多くの場合で慢性化してしまいます。
ですので、脂漏性皮膚炎の症状が見られた場合は、できるだけ早めに相談、治療することをおすすめします。
症状が進んだ段階で相談する人も多いですが、それでは完治するまでに時間がかかるケースが多いです。
また、脂漏性皮膚炎が影響して皮脂が多くなると、ニキビができてしまい、その後ニキビ跡が残り、痕になる可能性も高いので注意してください。
外気に直接触れる顔や頭皮はとくに刺激を受けやすく、炎症や湿疹が生じやすくなります。
特に、高温多湿の気候が続く季節や、紫外線の強い梅雨から夏にかけては特に注意してください。
脂漏性皮膚炎の症状
脂漏性皮膚炎の症状には個人差ありますが、一般的にはニキビのような吹き出物が多くなったり皮脂に含まれる脂肪酸が酸化して加齢臭を発したりすることが多いです。
また、肌が炎症して地肌が赤くなり、かゆみを伴うこともあります。
当初の症状は他の皮膚炎と似ているため、脂漏性皮膚炎と知らずにかゆみやフケに悩まされる人は多いです。
症状が進行すると、脂漏性皮膚炎が影響して脱毛を引き起こすこともあるため注意してください。
初期段階では判断しにくい
赤みや痛痒がない、またはあったとしても軽くてフケだけが目立つような場合は脂漏性皮膚炎ではなくフケ症を診断されることが多いです。
軽い症状では治療を受けずにそのまま放置する人は多く、放置するとフケが固まってかさぶたのようになることがあります。
そのため、他の皮膚炎ではないことを調べながら慎重に診断することが多くなります。
何度も定期的に何度も通院することになるため、途中で通院をやめてしまう人もいますが、脂漏性皮膚炎の症状が発症している場合は早急な治療が求められますので、しっかり通院するようにしてください。
初期症状のみだと医師側も脂漏性皮膚炎と判断することは難しいので、定期的に通院して原因や病気を判明させることになります。
場合によっては脱毛症を引き起こすこともある
脂漏性皮膚炎が影響してフケやかゆみなどの症状が悪化すると、男性の場合は特に脱毛症状を発症するケースも少なくありません。
脂漏性皮膚炎との因果関係が証明されているわけではないですが、脂漏性皮膚炎を伴う脱毛症の場合は通常のシャンプーだけでは対処できないこともあるので、皮膚科を受診して検査してもらいましょう。
女性の場合でも男性ほどひどい脱毛症は起こりませんが、毛が細くなったり一時的に抜け毛が増えることもあるので、やはり注意が必要です。
ここまで症状が進行すると自然治癒で完璧に治すのは難しいです。
そのため、専門医への受診を検討してください。
脂漏性皮膚炎とニキビはどう違うの?
脂漏性皮膚炎はニキビのようなブツブツができることもあるため、ニキビと勘違いしてしまう人が多いです。
では、脂漏性皮膚炎とニキビではどのような違いがあるのでしょうか?
違いを表にまとめましたので、参考にしてください。
脂漏性皮膚炎 | ニキビ | |
---|---|---|
原因菌 | マラセチア菌 | アクネ菌 |
発症時期 | 乳幼児、成人男性 | 青年期、妊娠中・月経周期 |
発症のメカニズム | 過剰な皮脂の分泌 | 過剰な皮脂の分泌 |
症状が出やすい場所 | 頭皮/髪の生え際、眉間/眉毛、鼻のわき、頬、耳の中/後ろ、脇の下、胸/背中 | 額、鼻、頬、口の周り/あご、胸/背中 |
症状 | ・フケ・かゆみ ・コメドができる ・かゆみを伴う赤い湿疹 ・かさぶた |
・膿を含んで触ると痛い ・毛穴が赤く膨れる ・毛穴が破壊されて炎症し、その後クレーターのような痕が残る |
治療法 | 外用ステロイド薬、外用抗真菌薬、抗真菌作用のある洗顔料、シャンプー、ボディソープ | 内服/外用抗菌薬、ピーリング作用のある洗顔料、ボディソープ、拭き取り化粧水 |
脂漏性皮膚炎とニキビは症状が似ていますが、そもそもの原因菌が異なるため効果のある治療法が変わってきます。
ニキビだと思ってニキビ治療をしても、「実は脂漏性皮膚炎だった」というケースも多いため、症状をよく観察して正しい治療を行いましょう。
治し方の前に|脂漏性皮膚炎の主な原因
脂漏性皮膚炎は幼児型と成人型によっても主な原因が異なります。
幼児型脂漏性皮膚炎の場合は毛穴に皮脂が詰まりやすいことが主な原因です。
乳幼児はまだ皮脂の分泌が未発達ということもあり、症状が発症するケースは多いです。
一方で、成人型脂漏性皮膚炎の場合はいくつか原因があります。
一番の原因は、マラセチアというカビの一種が異常に増殖することで皮脂が過剰に分泌され、炎症を起こしてしまうのが原因です。
マラセチアはどんな人の肌にも必ずいる菌なので、脂漏性皮膚炎を発症している人だけにマラセチア菌が存在するわけではありません。
マラセチアは皮脂の多い環境下で一気に繁殖します。
肌の炎症はこの皮脂の分泌が影響して起こるのです。
これは女性でも起こることですが、女性よりも皮脂の量は男性の方が多いため男性に多く見られます。
また、他にも日々のストレスやビタミン不足、洗顔や洗髪時の洗い残し、生活習慣の乱れなどが影響して脂漏性皮膚炎が発症するケースもあります。
マラセチア菌が引き起こす他の病気
マラセチア菌は脂漏性皮膚炎以外にもさまざまな皮膚炎を引き起こします。
一つ目は「癜風」です。
自覚症状がほとんどない軽度の皮膚炎で、主な症状は身体や首の後ろにシミのような褐色の班が現れます。
熱帯地方では人口の20~30%が癜風に羅患していると言われています。
また、脂漏性皮膚炎同様に再発を繰り返しやすいのが特徴です。
二つ目は「マラセチア毛包炎」です。
マラセチア毛包炎はマラセチア菌は異常発生したために毛穴が炎症して大量のニキビのような赤いブツブツが起こる病気です。
顔だけでなく胸や背中、二の腕、首などにも症状が出やすく、外用抗真菌薬と抗真菌作用のあるボディソープを使えば1~3ヶ月程度で症状が緩和されます。
脂漏性皮膚炎の症例画像
ここでは、脂漏性皮膚炎の症例画像をいくつか紹介しながら解説していきます。
出典:田辺三菱製薬
左の画像は成人男性、右の画像は乳幼児の画像になります。
これは、脂漏性皮膚炎の症状が進行している状態です。
脂漏性皮膚炎の症状が軽い場合はここまで分かりやすい症状が出ませんが、治療せずに放っておくとこのような症状が出てしまいますので、注意してください。
症状がひどいと自然治癒することはほぼないので、病院での適切な治療が必要です。
頭皮で発症すると地肌が赤みを帯びたり、かゆみが伴います。
また、フケがねっとりと地肌にこびりついてしまうため、洗髪してもすぐにフケが出てしまうこともあります。
適切な治療をしないと頭全体で硬いフケで覆われたり、男性の場合は脱毛につながることもあるので注意してください。
少しでも脂漏性皮膚炎の症状が疑われる場合は、専門医を受診して相談してください。
専門医を受診して正しい治療を受ければ、脂漏性皮膚炎は比較的症状が少ない病気であるため、現在抱えている悩みを解消できます。
脂漏性皮膚炎の効果的な治し方・治療法
脂漏性皮膚炎に最も効果的な治療法は「ステロイド外用薬」です。
ステロイド外用薬を使えば短期間での改善に期待できます。
しかし、症状の出やすい顔周りに強いステロイド外用薬を使ってしまうと、逆に炎症が起こる可能性もあるため、比較的弱めのステロイド外用薬を使う必要があります。
また、ステロイド外用薬を使えば短期間で脂漏性皮膚炎の症状を抑えることができますが、しばらく経つと再度症状が出ることも多いため、継続して治療を行う必要があるのです。
ステロイド外用薬を使う時は、薬を持っていない方の手で髪をかき分けて、根本から倒すように塗りましょう。
少しずつ頭皮に落として、優しく指で伸ばすようになじませていきましょう。
上手く薬が濡れない場合は、専門医に相談すればシャンプータイプの外用剤やビタミン剤を処方してくれるところもあります。
長期間ステロイド外用薬での治療は肌への負担を考えるとおすすめできません。
そのため、症状が収まってきたらステロイド外用薬の使用をやめて、抗ヒスタミン剤やビタミン剤で発症を抑える治療もあります。
脂漏性皮膚炎は治療せずにそのまま放置してしまうと完治するまでに多くの時間がかかってしまうケースが多いです。
そのため、少しでも脂漏性皮膚炎のような症状が出た場合は、早めに医師に相談するようにしてください。
脂漏性皮膚炎は毎日の生活環境の改善で解消できる
脂漏性皮膚炎はステロイド外用薬での治療が最も効果的ですが、そもそもの生活習慣が悪いと治療しても何度も再発する可能性があるのです。
例えば、毎日皮膚を生活に保つように優しく、しっかり洗ったり、ビタミンを多く含む食材を積極的に取り入れたりなど、バランスの良い食生活を心掛けるようにしてください。
その他、ストレスや過労、睡眠不足も脂漏性皮膚炎の原因と考えられるので、規則正しい生活を心掛けるのも大事です。
女性の場合は紫外線が影響して脂漏性皮膚炎になることもあるため、紫外線はなるべく避けるようにしましょう。
症状が進行している場合は生活習慣を見直すだけでは治せないことが多いですが、脂漏性皮膚炎は慢性的な疾患でもあるため、原因となるストレスやビタミン不足などを解消すれば、治りやすくなります。
フケがたまらないように適度に洗髪する
洗髪の頻度には個人差がありますが、皮脂やフケがたまらないように適度に洗うようにしましょう。
中には、仕事から帰ってきてシャワーを浴びずにそのまま就寝し、朝にシャワーを浴びる人も多いと思います。
これでは、汚れや皮脂が貯まった状態で何時間も過ごすことになるため、就寝前に必ずシャワーを浴びるのがベストです。
また、フケを取ろうと無理をしてゴシゴシと爪を立てて強く洗髪してしまうと、逆に頭皮が傷ついて炎症が起こってしまうので注意してください。
脂漏性皮膚炎は再発を何度も繰り返すことが多いため、症状が落ち着いても継続してケアする必要があります。
1日1回必ず洗髪しているのであれば、特に何かを変える必要はありません。
シャンプーを変える
脂漏性皮膚炎を治すためには、シャンプーを変えるのもアリです。
特に、油分を多く含むシャンプーを使用している場合、フケやかゆみの原因となる菌が繁殖する可能性が高いです。
そのため、フケやかゆみの原因菌を抑える抗真菌成分を配合したシャンプーを使うようにしましょう。
シャンプーを変えるだけでも、マラセチア菌を減らす効果に期待できます。
生活リズムを整えてストレスを溜めない
ストレスは皮脂の分泌を増加させる大きな原因です。
ストレスフリーの生活を送ることは難しいですが、趣味に没頭できる時間を作ったり、適度な運動など、自分なりのストレス解消法を探したりなど、自分のできるところから始めていきましょう。
また、生活のリズムを整えることも肌の環境にはとても大切なので、睡眠不足にならないように規則正しい生活を心掛けてください。
生活リズムを整えることは、脂漏性皮膚炎の対策だけでなく体調や精神を安定させたり代謝をアップさせられる効果もあります。
治療薬を使っても脂漏性皮膚炎が治らない場合はどうすればいい?
脂漏性皮膚炎はアトピー性皮膚炎などの他の特定疾患と比べても症状が軽く、薬が効きやすい病気です。
そのため、医師の診療のもと治療を続ければ比較的短期間で症状は改善されることが多いです。
薬を使用しても症状が収まらない場合や、逆に症状がひどくなっている場合は脂漏性皮膚炎ではなくアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)などの病気の可能性があります。
アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)などの病気であればステロイド外用薬ではなく、対症療法を続ける必要があります。
どちらにせよ、自己判断で薬を継続して使用しても意味がない可能性も高いので、症状が落ち着かない時は必ず医師に相談するようにしてください。
脂漏性皮膚炎を治すための正しいスキンケア方法
ここでは、脂漏性皮膚炎を治すための正しいスキンケア方法を紹介します。
ケース①:洗顔
脂漏性皮膚炎のスキンケアは適切な洗顔で皮脂が分泌する部分を清潔に保つことが大事です。
そのため、洗顔料はしっかりと泡立てて、肌になじませる時は摩擦による刺激に注意して優しく洗顔するようにしてください。
また、洗顔はすすぎ残しがあると肌が逆に炎症してしまうこともあるため、ぬるま湯で15~20回程度を目安にすすぎましょう。
ただし、すすぎ過ぎると皮脂膜が奪われてしまい、肌が乾燥するので注意してください。
顔を拭く時もタオルでこすらずにおさえるようにして水分を取りましょう。
脂漏性皮膚炎は油分の多い過度な保湿はNGですが、適切な保湿剤を使って保湿するようにしてください。
低刺激の化粧水や美容液でしっかりとうるおいを与えて、乳液やクリームなどで肌の表面を保護してうるおいをキープしましょう。
ケース②:洗髪
脂漏性皮膚炎の洗髪は、洗顔同様に優しく洗うことが大事です。
フケやかゆみの症状が多いと、汚れが溜まっていると勘違いしてゴシゴシと強く洗髪してしまう人が多いですが、これでは悪影響です。
低刺激シャンプーを使用し、指の腹を使って優しくマッサージするように洗髪しましょう。
また、洗い残しがあると炎症を引き起こしてしまいますので、洗髪後はしっかりと髪をすすぐようにしてください。
こうすることで、頭皮と髪を清潔な状態にし、脂漏性皮膚炎の症状を抑えることができます。
ケース③:メイクアップ
脂漏性皮膚炎のメイクアップは、肌に負担の少ない低刺激性のものを使うようにしましょう。
また、脂漏性皮膚炎は紫外線が影響して炎症を引き起こすことも多いため、低刺激の日焼け止めやファンデーションを使用してください。
脂漏性皮膚炎は肌が弱くなっているので、通常のファンデーションではなく低刺激のファンデーションがおすすめです。
また、そもそも化粧をするのが肌によくないので、できれば化粧をせずに、気になる場合はマスクなどをして対策するのも一つの方法です。
脂漏性皮膚炎 治し方に関するQ&A
最後に、脂漏性皮膚炎 治し方に関するよくある質問にまとめて回答していきます。
次のような質問に回答していきますので、参考にしてください。
脂漏性皮膚炎に効果のあるシャンプーはどれ?
脂漏性皮膚炎に効果のあるシャンプーは、抗真菌剤を含むシャンプーが良いです。
医薬部外品として薬局などで市販されていますので、購入を考えてみてください。
脂漏性皮膚炎に効果のあるシャンプーを使えば、マラセチア菌の過剰な増殖を抑えて適切な頭皮環境の維持が期待されます。
脂漏性皮膚炎を予防するために気を付けるべき食生活は?
脂漏性皮膚炎を予防するには、ビタミンB2、B6、Cを積極的に摂取するのが大事です。
特に、ビタミンBを多く含む牛乳、卵、レバー、しじみ、ほうれん草、トマト、キャベツなどはしっかり摂取するようにしましょう。
食事から摂取するのが難しいのであれば、サプリでも問題ありません。
逆に、コーヒーやアルコール、香辛料を摂取しすぎないように注意してください。
ビタミンは皮脂の代謝を正常化して、炎症のダメージ回復を促進する効果があります。
逆に、脂っこい食事やファストフードばかり食べているとマラセチアの好む皮脂が過剰に分泌され、発症・悪化しやすくなるので、注意してください。
脂漏性皮膚炎は市販の薬でも治る?
脂漏性皮膚炎は市販の薬でも治ります。
ステロイド外用薬は薬局でも売っていますので、まずは薬店の薬剤師に相談してみてください。
ただし、市販のステロイド外用薬を1週間程度使用しても症状が改善されない場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
脂漏性皮膚炎は他の人にうつるって本当?
脂漏性皮膚炎が他の人にうつる心配はありません。
そもそも脂漏性皮膚炎の主な原因となるマラセチアは誰もが持っているカビ菌です。
家族や周囲の人にうつるという噂は嘘ですので、安心してください。
脂漏性皮膚炎は治療しないと治らないの?
脂漏性皮膚炎は市販薬や生活習慣の改善を徹底すれば治すことができます。
ただし、脂漏性皮膚炎の症状が長引くと完治するまでに時間がかかるため、できれば専門医を受診するのが良いでしょう。
専門医を受診して正しい治療を受ければ、症状が比較的軽い脂漏性皮膚炎はすぐに症状がなくなります。
脂漏性皮膚炎はよくなったり悪くなったりを繰り返す病気なので、継続的な治療が必要です。
脂漏性皮膚炎 治し方のまとめ
今回は脂漏性皮膚炎の原因や治し方、正しいスキンケア方法などについて詳しく紹介してきました。
脂漏性皮膚炎はマラセチアというカビの一種が関係して起こると言われている疾患です。
肌の赤みやフケかゆみなど、特徴的な症状がいくつかあります。
ニキビなどの疾患とも似ているためそのまま放置してしまう人も多いですが、脂漏性皮膚炎の症状がひどくなると自然治癒で治すのは難しいです。
そのため、脂漏性皮膚炎の症状が疑える時は、専門医を受診して相談するようにしてください。
専門医を受診すれば、正しい治療でアプローチできるため、早急な治療・対策が可能です。